Quad-Core Xeonのシステム価格はDual-Core Xeonと大差ありません。すなわち、同じコア数を導入することを考えると、コアあたりの価格はDual-Core Xeonの約半分の価格になるということです。当然、ノード数も半分、通信負荷も半分、部品点数も半分、故障率も半分、設置面積も半分、消費電力も約半分、発熱も約半分、騒音も約半分など、Quad-Core Xeonは非常に優れたソリューションです。
右の写真は参考になりそうなラッキングされたシステムの写真です。青のLEDが点灯している1Uサーバが演算ノードで、合計13ノードが綺麗に整然と実装されています。ここにQuad-Core Xeonが搭載されているとすると、2CPU x 4core x 13node = 104CPUコアがこの13Uのラックスペースに実装されていることになります。
騒音レベルも低く、8ノードに負荷を与えた状態でも、その前方1mで測定して61.8dBの低騒音でした。このマシンが設置された部屋で仕事やミーティングをしていても我慢できるレベルの騒音です。従来のラック搭載型のHPCクラスタのように耳を切り裂くような大騒音は出しません。このため置き場所の自由度が高く、研究室の片隅に設置しておくことも可能です。
左の写真はQuad-Core Xeon 8node 16CPU 64CPUコアのHPCクラスタに負荷テストをかけた際に、騒音計による測定を行った写真です。写真をクリックすると拡大しますが、そこで示されている騒音計の値は前方1mで61.8dBです。ただし、搭載CPU、メモリ、負荷の状況、空調や室温などによっては、騒音レベルがこれより高くなる場合もあります。さらに低騒音をご希望の場合はDPr490やDpr690をご検討ください。
この低騒音を実現した立役者が右のDPe1950の内部の写真中央に移っている大きなCPUラジエターです。(クリックすると写真が拡大表示) 1Uサーバであるにもかかわらず、ヒートパイプを採用したCPUラジエターが奢られています。ヒートパイプで横方向に熱を輸送することで、通常の1Uサーバで使うヒートシンクよりも3倍近い横幅を稼いでいます。そのためファンの回転数が低くても充分な冷却能力が得られ、それが低騒音を実現しています。さらに、ファンの回転数を制御するソフトウェアも騒音を意識した改善が施されており、起動時には一瞬回転数が上がりますが、温度を検知するとすぐにファンの回転数が低下し低騒音になります。
また、表にあるDPr490による8nodeクラスタでは47dBという、圧倒的に静粛な動作音を誇っています。もちろん、Quad-Core Xeonでは多少消費電力があがりますから、騒音レベルも上がりますが、それでも全く気にならないレベルであることは確かです。ただし、搭載CPU、メモリ、負荷の状況、空調と室温などによっては、騒音レベルがこれより高くなる場合もあります。
| 騒音レベル (dB) |
状 態 |
| 100 | 電車が通るときのガード下 |
| 90 | 騒々しい工場内 |
| 80 | 地下鉄等の車内 |
| 70 | 掃除機・騒々しい事務所 |
| 61.8 | DPe1950 8node 64CPUコア |
| 60 | 静かな乗用車・普通の会話 |
| 50 | 静かな事務所 |
| 47 | DPr490 8node 32CPUコア |
| 40 | 図書館 |
| 30 | ささやき声 |
| 20 | 木の葉のふれあう音 |