HPC-ProServer DPr490
Dual/Quad-Core Xeon 4/8CPUコア搭載
FSB1333MHz、667MHz FB-DIMM採用
最大32GBメモリ搭載可能
最大2基の大容量ハードディスク追加可能 (スクラッチ用)
安心のOSリカバリDVD標準添付
InfiniBandにも対応し大規模並列機としても利用可能
静粛かつ省スペースで設置場所を選ばない
3年間の当日オンサイト「W保守サービス」付き
HPC-ProServer-DPr490は写真のようにコンパクトな筐体でありながらXeon 2CPU 4コアと、最大16GBの共有メモリを搭載できる、使いやすいHPCワークステーションです。これに対して姉妹機のHPC-ProServer DPr690は廉価で高速なな32GBメモリモデルと最大64GBもの大容量メモリモデルを持つかわりに筐体のサイズが大きいため、狭い場所に置く場合や、クラスタとしてギッシリ設置する場合にはスペースが不足する懸念があります。このような場合はHPC-ProServer-DPr490がお勧めです。
HPC-ProServer DPr490は静音性能を極めながら、冷却性能も高い実装です。16GBメモリを搭載した状態で最大負荷をかけても驚くほど静かです。昼間の事務所ならその動作音は殆ど聞き取れないほどです。さらに下写真の5ノード構成のクラスタに負荷をかけても動作音が小さく近寄らなければわからないほどです。これなら静音クラスタとして安心して導入可能です。
右写真は5ノードXeonクラスタのフロントベゼルを取り外した筐体です。この筐体前面に大きな吸気ファンが見えます。これがXeon 2CPU 4コアと最大16GBのメモリを搭載しても静かな運転を可能とする立役者の大口径空冷ファンです。このファンは直径が14センチもある大口径のもので、しかも小型の換気扇のような広い羽根がついており、低い回転数で騒音を抑えながら、流量を稼ぐ設計となっています。ここで取り込まれた冷気を無駄にすることなくCPUラジエターに導く設計もされています。
写真は筐体を開けたものです。筐体前面に2つのファンがあります。上のファンはカード類を冷やす低回転ファンです。その下のファンはCPU、チップセット、メモリなどを冷やす大口径ファンです。このファンから吸い込まれた冷気は、その直後の金属製のカバーに導かれて、効率よくCPUラジエターに導かれています。CPUラジエターにすることで大きな前面投影面積を持たせることができ、冷気の流速が遅くても確実に冷やせるため、騒音をも抑えることができています。
上写真の金属製のカバーを開けた状態が右写真です。高性能のXeon CPUを確実に冷却するため、大きな表面積を持つCPUラジエターが採用されています。CPUの熱を効率よくラジエターに伝達させるためにヒートパイプが用いられています。写真には金色のCPUラジエタがファンの直後に写っています。
最大16GBのメモリが実装されるメモリスロット部がCPUラジエタの右に写っています。メモリがFB-DIMMになり容量も増大するとメモリ全体の発熱量が大きくなり冷却にも工夫がいります。そこでメモリをファンにより強制空冷し確実に冷やせる仕組みを持っています。手前の金属カバーに付いているファンがメモリ冷却用のファンです。
ディスクの容量も大容量化しており、その寿命を伸ばすためには冷却を良くする必要があります。そこで大口径ファンの後ろの金属カバーにディスクを2基マウントできるようになっており、一部の冷気は直接ディスクに当たるような実装がなされています。写真はディスクが2基マウントされた状態の金属カバーを開けた状態のものです。
全てのファンは軟質ゴムによりラバマウントされており、回転振動が筐体に伝わることを防いでいます。さらに、筐体の金属板はもう一枚の金属が張り合わされており、剛性を高めるのみならず共振も低減させており、徹底した騒音対策が施されています。