HPC-ProServer DPe1950
Dual/Quad-Core Xeon 2CPU 4/8CPUコア搭載
最大32GBメモリ搭載可能
HPCクラスタに必要な全サービスを網羅的に実施
EIAラック1U高さのHPCサーバ
65dB以下の低騒音設計
安心のOSリカバリDVD標準添付
3年間の翌日オンサイト「W保守サービス」で迅速・確実に復旧
下は弊社で設定中のQuad-Core Xeon 2.66GHz 2CPU 8CPUコアを搭載したDPe1950の8ノードで構成された64コアクラスタです。このシステムは大規模なMD計算用に構築されるHPCクラスタで、システムインターコネクトはInfiniBandが実装されます。
2月中旬からの運用開始予定の64コアInfiniBandクラスタを1月下旬に受注しました。納期が短いので即座にデルのラインにオーダーを入れました。幸い迅速に組み立てが進み、予定より早い2月初旬には弊社工場に入荷しました。到着したサーバは夕方には仮組され、電源の投入にまで工程が進みました。
さて、HPC-ProServer DPe1950に採用しているサーバは、デルがスケーラブル・エンタープライズと呼ぶ高品質な戦略製品です。その完成度は極めて高く、高負荷テストによる初期不良は皆無です。
デルのサーバは、開発段階で徹底したバリデーションを行い、部品のマッチングを取ることで、確実に安定稼動する製品を大量生産することに成功しています。それを実現するため、徹底した製品の絞込みと大量販売を達成しています。
これに対してホワイトボックス系のサーバでは、徹底的したバリデーションは困難が伴います。それは、主要部品のシャシ、メモリ、ディスク、カード類が独立に製品化されているため、組み合わせの自由度が高い反面、組み合わせたものが安定して動作するか否かは、システムとして組み上げた後にエージングしてからでないと判明しません。
完成度の高いHPCクラスタは、ハードウェアの安定稼動だけでは全く不十分です。OSチューニング、ネットワーク構築、開発環境設定、アプリケーションのインストールだけでもまだ不足です。最新のハードウェアやソフトウェアを搭載したHPCクラスタを良いコンディションで運用するには、システムの最適化などの熟成作業が必須です。
この熟成作業中にハードウェアが不安定な挙動を示すと、肝心の熟成作業にあてるべき時間をハードウェアのテストと修理に費やすこととなります。高品質のHPCクラスタを納品するためには、高品質サーバの採用は必須です。
HPC-ProServer DPe1950は高品質サーバを採用することで、安定したハードウェア環境が短期間で組みあがります。そのため、残された期間をシステム熟成に充てることができます。この熟成期間の確保により、商用UNIX計算機のように、ハードウェア、OS、開発環境を組み合わせたシステムレベルの熟成を、LinuxベースのHPCクラスタでも標準的に行えるようになるのです。
この64CPUコアInfiniBandクラスタは入荷2日目には、OSインストール、ネットワーク構築、開発環境設定までを終了させ、HPCクラスタとしてのハードウェアは安定稼動しています。写真は設定が完了し、テストを開始したシステムです。
64CPUコアInfiniBandクラスタのハードウェアは安定稼動しています。これから2月中旬の納入予定日までに、全力をあげてシステムチューニングを行います。ハードウェアが安定しているからこそ、システムとしての完成度を強く追求できます。写真はこのシステムとは異なりますが、ラックに搭載した完成形のおおよそのイメージとして参考に掲載させていただきました。