HPC-ProFS DPvMD1000
15基のディスクを搭載できる外付けディスクエンクロージャ
3台をディジーチェーン接続し45基のディスクを一括利用可能
専用RAIDコントローラ「PERC6/E」に2系統90基のディスクを接続可能
2TBディスクに対応、総物理容量180TBを実現
3年間当日4時間プラス対応オンサイト保守 (部品先出、障害切り分け) にて安心
障害予兆検出、早期部品交換、予防部品交換、HPC運用復旧支援にて高信頼
右写真は外付けディスクエンクロージャ「HPC-ProServer DPvMD1000」にSATA 2TB 5400rpmディスクを11個搭載し、物理容量22TB、RAID6実効容量16TBを実現したファイルサーバです。
ホストサーバには高いデータ処理能力を持つXeon (Nehalem) 搭載のサーバを採用しています。Xeon (Nehalem) は高い内部データ転送速度を持つことで10GbEに追従し、高速なファイルサーバを実現します。
ホストサーバのCPU数を追加したりクロック速度の速いものにアップグレードすることで、ホストサーバ自体のデータ処理能力を向上させることができます。
高速RAIDコントローラを採用しています。2個のSASポートを持ち、各々が400MB/sの転送速度を持っています。速度優先の場合は、各SASポートに「HPC-ProServer DPvMD1000」を一台ずつ接続することで並列処理が可能です。
システムを24Uラックに搭載しており、データ量の増大に応じて柔軟に容量を拡張することができます。拡張はディスク単位、ディスクエンクロージャ単位、サーバ単位から自由に選択することができます。
外付けディスクエンクロージャ「HPC-ProServer DPvMD1000」を用いた標準的なファイルサーバの構成例です。ここで用いているディスクは容量重視のSATA 2TBディスクと、信頼性重視のSAS 1TBディスクです。RAID6の容量レンジは12TB 〜 72TBです。
実効容量 12TB (RIAD6) 物理容量18TB + Xeon 1P + 24Uラック + 設定 + オンサイト保守3年 = 約178万円
実効容量 24TB (RIAD6) 物理容量30TB + Xeon 1P + 24Uラック + 設定 + オンサイト保守3年 = 約218万円
実効容量 48TB (RIAD6) 物理容量60TB + Xeon 1P + 24Uラック + 設定 + オンサイト保守3年 = 約353万円
実効容量 12TB (RIAD6) 物理容量15TB + Xeonサーバ + 24Uラック + 設定作業 + オンサイト保守3年 = 約178万円
実効容量 24TB (RIAD6) 物理容量30TB + Xeonサーバ + 24Uラック + 設定作業 + オンサイト保守3年 = 約273万円
10GbEの実装に対応する高速なシステム構成を採用しています。最新のXeon (Nehalem)の採用、12GB大容量メモリの搭載などは10bE化を見据えたデバイス選定です。
10GBASE-T 1port NIC : 93,000円
10GBASE-SFP+ 2port NIC : 109,200円
豊富な現場経験を持つ弊社は、実際にシステムを利用する状況に即した設定を行います。さらに、お客様と綿密な打ち合わせにしたがったオンサイトセットアップを実施します。既存システムからのデータ移行、クライアント機との接続、ジョブ投入を行っての実際的な動作確認など、HPCの専門業者ならではの作業を行います。このサービスにより、お客様の側に計算機に精通した担当者が不在であっても、確実なシステムの起動が行えます。
外付けディスクエンクロージャ「HPC-ProFS DPvMD1000」を用いたファイルサーバは柔軟なディスク構成ができる特長を活かし、定期バックアップを行える構成での導入をお勧めします。バックアップ用のメディアには勿論ディスクです。バックアップ方法はrsyncの利用が実績があります。バックアップ用を行う場合は、負荷が高いのでCPUコア数を増やし、搭載メモリも拡張することで、バックアップは高速化されます。バックアップ方法は、ノード内バックアップとノード間バックアップがあり、それぞれ長短があります。
ノード内バックアップに必要な機器は、同一容量のディスクを搭載したディスクエンクロージャが追加で1セット必要です。「HPC-ProFS DPvMD1000」ではRAIDコントローラ上の2番目のSASポートに接続することが標準です。ノード内バックアップのメリットは12Gbps (3Gbps x4)と高速なSAS接続上でのデータ処理のため、高速処理が可能でしかもネットワークへの負担が掛かりません。しかし、システムが障害を起こすとI/Oできなくなります。
ノード間バックアップに必要な機器は、同一容量のフアイルサーバが1セット必要です。ノード間バックアップは他のネットワークへの負荷を回避するため、バックアップ専用のネットワークポートを利用してください。ノード間バックアップはシステムレベルでの2重化が実現されているためオンライン系のシステムが障害を起こしても、バツクアップ系のシステムからファイルの読み出しを行うことができます。
弊社のシステムインテグレーションサービスではバックアップシステムの構築も行います。
■参考リンク : rsyncによるファイルサーバのバックアップ (下記のような内容を掲載)
・ Linuxサーバのデータ同期はrsyncが一般的
・ バックアップが必要な場合はサーバ2台構成でのrsyncによるバックアップを推奨
・ rsyncはCPU負荷が高いのでメイン機もバックアップ機も4コア搭載サーバを推奨
・ rsyncはメモリ量も必要なのでメイン機もバックアップ機もメモリを多く搭載することを推奨
・ rsyncはネットワーク負荷も高いのでネットワークを独立させることは有効
・ rsyncのデータ同期速度の目安 (1,000万ファイル、GbE接続、無更新の比較、約10分)
・ rsyncのデータ同期速度の目安 (600GB/600万ファイル、GbE接続、全更新、約4時間)
・ バックアップとリストア時間を考慮すると、ボリュームサイズは2TB程度が適当
外付けディスクエンクロージャ「HPC-ProServer DPvMD1000」を用いたストレージの構築に必要なハードウェアのご紹介です。
ホストサーバは、通常の用途ならXeon 1CPUサーバで十分な性能が得られます。バックアップや接続台数が多い場合など、大きな負荷が予想される用途ではXeon 2CPUサーバを選択してください。メモリサイズは12GBが標準ですが取り扱うファイル数が膨大な場合にはメモリ容量の追加が効果的です。もちろん局所的なファイルアクセスが多い場合はメモリは効果的です。
大容量ストレージに必須の仕様は、冗長化電源、ホットスワップディスクの採用、総合管理ツールの搭載、システムディスクの2重化などです。これらの機能を冗長化させたり、ホットスワップ化することで、停止時間を最少に抑え、短時間での修復を可能とします。
ホストサーバ系ハードウェアのサポートレベルとしては、当日4時間オンサイト保守、修理部品先出サービス、客先での障害切り分けサービスなどが必須です。このレベルが一致していないと高水準なサポートは実現されません。
システムと一体の運用が可能な専用RAIDコントローラを利用してください。ラックも専用のEIAラックをお勧めします。保守性が向上するだけでなく、長期間の機器更新に際しては将来も指定機種であれば確実に搭載できます。
相互にバリデーションされた指定機種をご使用ください。指定機種を使用するとシステム全体が一括サポートの対象となり迅速確実なサポートが実現されます。一括サポートの効果を例示します。例えば最初にディスクの不調で修理を手配し、作業が開始され後になって原因が別にあったことが判明しても、バリデーションされた機器を組み合わせた一括サポートなら、新たな修理部品の手配が行われ引き続き修理が実施されます。修理完了まで対応が続きます。