HPC-ProFS DPeR805
Opteron 2way搭載の最新2Uサーバによる本格的管理サーバ
64BGメモリ、2枚の高性能RAIDカード、最大4ポートの10GBASE-Tなどを搭載可能
3年間当日4時間プラス対応オンサイト保守 (部品先出、障害切り分け) にて安心
障害予兆検出、早期部品交換、予防部品交換、HPC運用支援にて高い信頼性
Opteronプロセッサを搭載するHPCクラスタやブレードサーバを運用する際には、管理システム系にもOpteronプロセッサを用いたサーバの採用をお勧めします。計算ノードと管理サーバの双方にOpteronプロセッサを搭載することで、シームレスな動作環境が実現され、Opteronの性能を引き出す作業が便利になります。「HPC-ProFS DPeR805」はこのような用途に適した2Uラックマウント型のOpteronプロセッサ搭載サーバです。さらにHPC-ProFS DPeR805は、高性能なOpteronプロセッサ "Shanghai" を2CPU搭載しているだけでなく、最大128GBのメモリ、2基の10GBASE-Tポート、2基のRAIDコントローラなどを追加することで大幅に性能向上します。もちろん高水準なオンサイトサポートも提供され、高性能かつ高信頼性のサーバとして利用できます。
HPC-ProFS DPeR805は下記の特徴を備えています。
HPC-ProFS DPeR805は高い品質、優れた機能、充実したサービスを誇り、HPCクラスタの基礎を支える汎用管理サーバとして安心して導入していただくことができます。
各CPU毎にメモリポートを持つOpteronは、CPU数の増加に比例してメモリI/O性能が向上し高いスループットを実現しています。そのため多数のプロセスを同時処理するサーバ用途では高い性能が期待できます。さらに最新の45nmプロセスを採用したOpteron "Shanghai" は6MBの大容量キャッシュを搭載することで従来の65nm世代のプロセッサよも高いスループットが得られます。
HPC-ProFS DPeR805の消費電力は、Quad-Core Opteron 2.3GHz 2CPUと32GBメモリを搭載したシステムでも約400Wと低消費電力です。これは45nm Opteronの消費電力の低さに加えて、電源やメモリシステムなどを高効率化したことの効果もあります。
汎用管理サーバに対しては、ファイルサーバ、アプリケーションサーバ、ゲートウェーサーバなど多くの役割が求められ、これらが常に高速かつ安定して動作しなければなりません。これを実現するためには大容量メモリの搭載が大切です。メモリ容量に余裕があるとメモリ容量不足による性能劣化が回避できるだけでなく、I/O処理バッファとして高速処理を実現します。HPC-ProFS DPeR805は16基のメモリスロットを持つため、廉価な4GBメモリモジュールを用いて64GBの大容量メモリ空間を構成でき、高い効果を期待できます。
計算機の性能向上と大容量メモリの普及によりシステム全体のスループットが大きく向上しました。その結果、ネットワーク経由のファイルI/O負荷が厳しくなっています。特にネットワーク性能はGbEからの性能ジャンプが遅れており焦眉の的となっています。しかし漸く世代交代の兆しが出てきています。HPC-ProFS DPeR805は標準で4ポートのGbEポートを持っています。このうちの2ポート分をオプションサービスにより10GBASE-Tのポートにアップグレードすることができます。この交換によりGbEの2Gbpsから10GBASE-Tの20Gbpsへと一挙に10倍の高速化を実現しています。
弊社が提供しているイーサネットスイッチ類で10GBASE-Tに対応している製品は、DPeMブレードシステム用の内蔵されるスイッチがあります。このスイッチには最大4ポートの10GBASE-Tポートを増設できます。またブレード専用の24ポートの10GbEスイッチ (240Gbps) も用意しています。
普及型の24ポートや48ポートのネットワークスイッチでは10GBASE-Tポートの増設オプションを準備しています。これらのスイッチは10GBASE-Tポートを最大2ポート増設できスイッチ毎に20Gbpsの帯域が実現されます。さらに複数のスイッチ間を48Gbpsの高速スタックケーブルで接続でき、必要に応じてスケーラブルに拡張できます。
HPC-ProFS DPeR805は2基の増設PCI Express対応スロットを持ち、高速RAIDコントローラ (PERC6/E) 、10GBASE-T NIC、10GbE 光ケーブルNICなどのオプションカードを提供しており、最大で2枚まで増設できます。
増設例として、高速RAIDコントローラを2枚増設すると、合計180基のディスクを接続でき1TBのディスクなら最大180TBの物理容量を利用できます。外部との接続はGbE x4あるいは、10GBASE-T x2とGbE x2の構成から選択できます。
他の増設例としては、10GbE光コネクタNICを1枚と、高速RAIDコントローラを1枚増設し、物理容量90TBの10GbE光コネクタ対応のストレージを構成することができます。
弊社のHPCクラスタ製品は、社内でシステムとして完成させた後、高い負荷を連続して与える試運転を行い、初期不良の疑いがある部品をできるだけ検出し、部品に障害予兆がある場合は早期部品交換を行い、納入後の初期不良の発生を最小に抑える作業を行っています。この地道な作業により弊社のHPCクラスタは導入直後から安定動作し、その後も故障が少なく安定して動作する実績を積み重ねています。
汎用管理サーバでもストレージの安定稼動は非常に重要です。そこでストレージを安定稼動させるため、部品障害の予兆検出と早期部品交換を行い、オンサイト保守サービスを併せて提供することで安定したシステム運用をご提供しています。
「HPC-ProFS DPeR805」ではディスクアレイを構成するハードディスク全体を自動的に巡回しながら読み取り検査を行い、読み取りできないセクタを発見すると、データ修復と代替セクターの割当を行い、ディスクを正常化させると同時にデータの保護を行いハードディスクの信頼性向上に努めています。またこの処理はスペアディスクに対しても行われますから、自動障害修復も安心です。
前出の自動ディスク読み出しパトロールや実際のディスクI/Oを行う中で検出されたディスクのエラー情報はシステムに記録され、エラー発生頻度が閾値を上回ると障害の予兆が出ていると判断されシステム管理ツールから警告が発信されます。この警告を受けて連絡をいただくと、調査を行い、必要に応じてオンサイト作業者がお客様のサイトを訪問し早期部品交換を行います。このサービスにより致命的なRAID障害の多くを予防することができます。
スペアディスクが設定されたRAIDなら万一ハードディスクが障害を起こしても、障害を起こしたハードディスクはRAIDから自動的に切り離され、同時にスペアディスクがRAIDに取り込まれ、自動的にRAIDのリビルトが行われ、冗長性が回復します。修理作業は切り離されたディスクの交換と、新しいディスクをスペアディスクとして設定しておくだけです。この新しいディスクも定期的に自動ディスク読み出しパトロールによりメディアの状態が検査されるため安心です。
「HPC-ProFS DPeR805」で利用される外付けディスク筐体HPC-ProFS DPvMD100に搭載するディスクドライブは前面から操作できるホットスペア対応のため、システムを停止させることなく安全に交換ができます。
製造元が異なる市販製品を複雑に組み合わせた計算機システムはトラブルが発生した際の問題の切り分けが大きな負担です。これに対して、システム全体をデルの純正品で構成し、さらに弊社が一貫したシステムサポートを行う弊社のHPCクラスタではでは責任の所在とサポート体制が明確なうえ、当日/翌日のオンサイトサポートと部品保証に守られているため、お客様の不安は皆無であるのみならず、手間も殆どかかりません。これは特にシステム管理を行われているご担当者にとっては重要なポイントです。
「HPC-ProFS DPeR805」はシステム導入計画時から弊社が技術支援を行い、最適なシステム設計を行います。さらにシステム構築はお客様より頂いた情報に従いシステムを完成させてから納入しています。そのため、ご導入直後から本格的な運用ができます。さらにシステムに精通された技術の方がおられないサイトや、ご担当者が忙しくて時間を割くことができないサイトでも、オンサイト設置サービスや運用支援サービスを利用していただくことで、手間を掛けずにシステム導入や運用を開始していただくことが可能です。
「HPC-ProFS DPeR805」には、WEBブラウザから利用できる便利な統合型のサーバ管理ツールを搭載しています。このツールはブラウザベースのため、手元のパソコンから利用することができます。しかも日本語化されたダイアログボックスをマウスで操作できますから直感的に利用できます。更に便利な機能として、このツールだけでサーバ本体、RAIDコントローラ、ディスク筐体、RAIDを含む全てのディスクドライブ、その他のハードウェア資源の状況を表示させることができます。特に障害が発生した場合は急ぎますし緊張もしますから管理ツールの判りやすさと操作の統一性は重要です。
「HPC-ProFS DPeR805」では部品に障害や障害予兆が発生すると、青色だったLCDパネルがオレンジ色になり明るく輝き、障害箇所が文字で表示されます。また、RAIDを構成するディスクに障害が発生すると、オレンジ色になり障害を警告すると同時に、自動修復が開始されます。自動修復が完了すると再び青色に表示が切り替わり回復を示します。
障害や障害の予兆が検出されるとメールによる障害通知が動作し、障害の発生を知らせます。そこで、前出の「DELL OpenManage」により、障害履歴を確認し、さらにスペアディスクのステータスを確認した後に、ディスクの交換依頼を行います。
「HPC-ProFS DPeR805」は3年間の当日4時間のオンサイト保守がつきます。
システム障害時には弊社が連絡を受け付け、システムに精通した技術者が対策を練りあげ、デルサポートと協力しながらシステムの復旧に努めます。専門的な知識が必要なファイルサーバの復旧では弊社のプロフェッショナルなサポートは大きな安心につながります。
筐体はスクリューレスになっており、交換パーツもモジュール化がすすんでいるので、迅速に修理作業を行いお客様をお待たせしません。
お客様情報はお客様カルテに詳細に記載し保管しています。ハード的な障害が復旧した後、お客様情報を利用することでシステムレベルの復旧サポートが確実に行えます。