HPC-ProFS 1950V + MD1000
Xeon 2way 1Uサーバと大容量ディスクエンクロージャの組み合わせで構成
78TB (RAID6)、42TB (RAID10+スペア)、8コア、32GBメモリまで拡張可能
システムディスクはRAID1化、電源冗長化にも対応、人に優しい低騒音
システムの設定は実施済みで納入、環境はオンサイトセットアップで対応
3年間当日4時間プラス対応オンサイト保守 (部品先出、障害切り分け) にて安心
障害予兆検出、早期部品交換、予防部品交換、HPC運用復旧支援にて高信頼性
「HPC-ProFS 1950III + MD1000」は、省スペースな1Uサーバ「HPC-ProFS 1950III」と、標準ディスクエンクロージャ「HPC-ProFS DPvMD1000」をSAS接続して構成する高速ファイルサーバです。RAID10構成で最小2TBから最大20TBまでをカバーします。使用しているサーバとディスクエンクロージャは多数の出荷実績を誇る製品ですから安心して利用していただくことができます。
HPC-ProFS 1950III + MD1000 1台の最小は全体の高さが4Uと非常に省スペースです。ディスクは15本まで搭載できます。実際のRAID10構成としては、1TBドライブを13基用いてRAID10 3TB + 共有スペアディスクの構成が可能です。写真のようなHPCクラスタでのラックスペースに限りある場合には4Uサイズと省スペースな「HPC-ProFS 1950III + MD1000」が適しています。
「HPC-ProFS 1950III + MD1000」は「スケーラブル・エンタープライズ」という製品コンセプトに則って開発された製品です。この考えの基礎には、製品種類を絞り込み開発と生産を集中させ、量産効果により高品質と低価格を同時実現するという製品戦略があります。その結果実現される優れた基本製品を組み合わせスケーラブルに大規模システムを構築するスタイルが「スケーラブル・エンタープライズ」です。高性能なサーバやディスクエンクロージャが実際に大量流通するなかでさらに改善され、高い完成度に到達した製品を潤沢に用いることで大規模システムを高品質に実現します。
安定稼動する計算機は、さらに安定した動作を求められます。この期待に応える仕組みが3年間無償実施の「当日4時間のオンサイト保守」です。このサポートでは以下のようなサービスを実際に行います。
・ 障害が起こるとメールやLED表示で警告
・ 障害対応依頼
・ 症状を電話等で確認後、必要部品を携えた修理スタッフが約四時間で急行
・ 用意してきた交換部品を用い、オンサイト作業で迅速に障害対応
修理作業そのものが極めてシステマチックに考えられており、障害の原因として疑わしい部分は広範囲にカセット式に交換されます。そのため修理作業が素早く、しかも確実に直ります。さらにシステムの復旧は弊社の技術チームが支援しますから、運用の再開まで安心です。
サーバには「HPC-ProFS DPe1950III」を採用しています。このサーバも非常に幅広い分野で利用されており、多くの実績を持っています。そのため安心してシステムのホスト機に採用できます。
HPCクラスタで利用するファイルサーバは用途によっては高い負荷に耐える必要があります。そこで標準モデルでは2CPUコアの搭載ですが、オプションにて最大8CPUコアの搭載にまで対応しています。
ファイルサーバの高速化にて大容量メモリの搭載は効果が高いです。特に、I/Oの集中が激しい用途では、メモリは効果的です。そのため、システムにはオプションで最大32GBのメモリが搭載できます。
長期安定稼動を目指すためにシステムディスクにも配慮しており、標準でハードウェアRAID1を搭載しています。また、ディスクはホットスワップに対応しており、システムを停止することなくディスク交換が可能です。
ファイルサーバの信頼性を担う最も重要な部品はディスクドライブです。本製品で主に用いるディスクはSATA 7500rpm 1TBのドライブです。このディスクを大規模な構成になると一度に数十本も用いてディスクアレイを構成します。そこで使用しているディスクは、圧倒的な購買力によりディスクメーカーに特に慎重な品質管理を行わせた選りすぐりのディスクを採用しています。そのため故障が少なく安心です。
迅速な障害対応
ファイルサーバで最も大切なサービスが障害を起こしたディスクの迅速なオンサイト交換サービスです。この製品には3年間無償の当日4時間オンサイト修理サービスが付いています。しかも部品先出サービスを実施しており、交換が予想される部品を一式携えたオンサイトサービススタッフが当日4時間以内に修理交換に駆けつけます。
2TBのRAID10ボリューム + ホットスペア + ホットスワップで安心
弊社のファイルサーバはホットスペアディスクを搭載していますから障害が発生すると即座にリビルトが始まります。しかも弊社のRAID10ボリュームサイズは2TBを基本としているため、リビルト時間が比較的短時間です。そして当日4時間でのオンサイト修理が実施され、しかもホットスワップ化されているため、システムを停止させることなく障害ディスクをその場で交換することができます。さらに、待機するホットスワップディスクは複数がグループ化されているため、万々一の連続障害が発生しても代替ディスクが呼び出されます。
分離型 ( モジュラー型) のファイルサーバは構成が複雑そうで管理が心配になります。しかし心配はご無用です。サーバに搭載されている「総合管理ツール」を使うと簡単にシステム管理することができます。その機能の一端をご紹介します。右の画像が実際の画面です。(クリックすると画像が拡大) この画面の左側は全体を見渡せるディレクトリーになっており、接続されている全てのデバイスが日本語表示で表されています。それをマウスでクリックすると、その部分の詳細な様子が右側に日本語で大きく表示されます。CPUの状態、温度、ディスクの状態、各インターフェースカードの状態などもすぐわかります。さらに各項目をマウスでクリックすることより細かな情報も表示されます。またシステム障害の履歴も表示されたり、障害の自動診断機能も備わっています。日常必要な操作はこのツールを用いるだけで用が足りるほど良く出来た管理ツールです。申し遅れましたがRAIDの構築もこの画面で簡単に設定できるのは当然のことです。大規模ファイルサーバで心配される管理のことは、このツールで完全に払拭されました。
弊社ではファイルサーバの構築技術を標準化した標準ファイルサーバ構築パッケージ「HPC-ProFS TechPack」を開発し、これに準拠したファイルサーバ構築を行っています。設定が複雑なファイルサーバこそ、構築技術の標準化により安定したシステム提供を目指しています。
・ OSを含むソフトウェア環境の設定を標準化
・ 適切なパラメータチューニングを標準化
・ テストにより高いNFS性能実現
・ 膨大なファイル数の運用に対応
・ 高速な12Gbps (3Gbps x4) SASポートのチューニング
・ 10GbEやGbEボンディングなどの高速技術を採用
・ 標準的なLinux環境のみで構築し安心運用可能
・ 自動監視ツールを搭載し障害の自動通知を実施
安定した高い性能のファイルサーバを構築するためには、ハードウェアとOS双方の専門的な知識と技術が必要です。特にプロの使用を前提とした機器では、機器やドライバ類、OSなどが自由に選択でき設定項目も膨大で自由度が高い反面、機器に精通していないと本来の性能を引き出せない場合があります。(このトレードオフは全ての分野に遍在。)
・ ボトルネックを考慮した適切な機器の選定
・ 多岐に亘るパラメーターの設定
・
リファレンス結果を参照しながらの性能と機能の確認
・ ディスク8本のRAID10でRead/Write 180MB/sec程度のローカルI/O性能が標準
出荷前の製品は工場で念入りに、お客様のご要望に合わせたRAIDの構築、サーバー側のLinuxセットアップ、ネットワークセットアップ、NFSなどの接続確認など各種動作/性能テストを行います。
HPCテクノロジーズのインテグレーションでは、右写真のように社内でシステムを運用状態と同じ状態に作りこみ、実運用を想定したテストを行い、もし不具合が発生したら不具合を解消してから納入することで、お客様を悩ます初期トラブルを防止しています。そのため、HPCテクノロジーズの製品は納入直後からNFSサーバとして運用が開始できます。さらにオンサイト設置セットアップサービスをご希望のお客様に対しては、設置からNFSサーバ設定、システムへの接続や運用支援を含めたサービスを行います。