HPC-ProServer DPeR300
45nm Xeon 5400/3300/3100番台プロセッサ搭載
1CPU 4/2コア1UサイズのHPCサーバ
Intel 5100チップセットの搭載により最大24GBのメモリ容量に対応
3年間無償保守 (翌営業日オンサイト保守、部品提供、技術相談/運用支援)
「HPC-ProServerR300」は手軽な1ソケットのサーバでありながら、高性能な45nmプロセスを採用したQuad-Core Xeonを搭載し、最大24GBのメモリが搭載でき、さらにホットプラグディスクや冗長化電源にも対応する高機能かつ高性能なHPCサーバです。
「HPC-ProServer DPeR300」に搭載している45nmプロセス採用のQuad-Core Xeonプロセッサは、従来の2CPU機に匹敵する性能を1CPUで実現する優れたプロセッサです。最高性能を求めるのであれば3.16GHzで動作するX5460を搭載する製品がお勧めです。また、コストパフォーマンスを追求する場合には2.83GHzで動作するX3363や2.66GHzで動作するX3353プロセッサを搭載する製品がお勧めです。
「HPC-ProServer DPeR300」は最大24GBのメモリを搭載でき、コアあたり最大で6GBのメモリを割り当てることが出来、大規模な計算にも対応することができます。
計算機の安定稼動を考えるときメモリ品質が大きなカギを握っています。「HPC-ProServer DPeR300」に搭載しているメモリは品質基準の厳しい純正メモリを採用することで安定稼動を達成しています。さらに万一のメモリ障害に際しても、サーバとメモリは一体のものとしてサポートされ、迅速な無償オンサイト交換が実施されます。
大容量メモリーを搭載した計算機を長時間連続動作させ結果を求めるHPC計算では、安定した計算機の稼動を実現するためメモリーエラー対策が必須です。その対策を考えるため代表的な3種類のメモリーエラーを示します。1種類目は「初期不良」によるメモリーエラーです。これは半導体ウエハ処理工程で発生した欠陥や不具合が、半導体メーカーのスクリーニングを通り抜け潜在的不良として残されたまま製品化され、その潜在的不良が使用開始後に顕在化しメモリーエラーを引き起こしているものです。2種類目は「経年劣化」によってメモリ不良が発生しメモリーエラーを引き起こしているものです。3種類目は「ソフトエラー」と呼ばれるメモリーエラーです。これは宇宙線が原因で偶発的にメモリー値が反転する非破壊的なシングルビットエラーです。
「初期不良」メモリをスクリーニングする最良の手段は、組み立てが完了したHPC計算機上でLinpack HPLなどの負荷の高い計算を連続動作させ、メモリエラーが発生しやすい条件で十分な試運転を行うことです。試運転中にメモリエラーが発生するとエラーはECCメモリにより自動修復され、同時にエラー情報として記録に残されます。この記録を検査し、もし閾値を超える回数のエラー情報が記録されたメモリーモジュールが発見されると初期不良メモリと判断し、早期部品交換を行い計算機の信頼性を回復させます。
何ヶ月も安定動作していた計算機のメモリが突然エラーを発生させることがあります。このような場合でもECCメモリを使用しているとエラーは瞬時に訂正され動作は継続されます。同時にエラー情報として記録に残されます。この記録を検査し、もし閾値を超える回数のエラー情報が記録されたメモリーモジュールが発見されると不良メモリと判断し、致命的な障害を起こす前に早期部品交換を行います。
「ソフトエラー」と呼ばれる宇宙線が原因で非破壊的にメモリ値が反転するシングルビットエラーも稀に発生するようです。このような「ソフトエラー」対策としてはECCメモリの搭載が最善です。ECCめもりによりシングルビットエラーが発生しても何事も無かったように動作が継続され実害は発生しません。
「HPC-ProServer DPeR300」は1TBのディスクを最大2基搭載することができます。HPC用途は負荷が高く、ディスクI/Oにも厳しい負担が掛かる場合があり、万一の故障が心配です。しかし、3年間の無償オンサイト保守により、当日/翌営業日に対応する迅速なオンサイト保守による交換を行うため安心です。
RAID1でディスクを利用されている場合には、ホットプラグディスクを利用していると、電源を止めることなく障害を起こしたディスクを交換することが可能です。無停止運用が必須のアプリケーションには有効です。
安定稼動には品質管理された高信頼性の電源が必要です。「HPC-ProServer DPeR300」に搭載されている電源は一流メーカー製の電源が採用され、安定した動作が期待できます。さらに安心のオンサイト保守により、万一の電源故障でも当日/翌営業日にはオンサイトで迅速な交換修理を実施しており安心です。従来の手間と日数と費用が掛かるセンドバック修理にはサヨナラです。
オプションになりますが冗長化電源にも対応しています。万一電源障害が発生しても動作を継続させることができ、無停止運用が必須のアプリケーションには有効です。
「HPC-ProServer DPeR300」エントリー用のHPCクラスタとしては良い計算機です。もしこれまでにLinuxを搭載したHPCクラスタの導入経験が乏しく、これから安定したHPCクラスタを導入され、最新の共同利用環境を評価される場合にはDPeR300」は最適のシステムを構築できます。「HPC-ProServer DPeR300」には標準でLSFがハンドルされており、導入直後から4コアを複数のユーザで共有する環境を実現できます。
「HPC-ProServer DPeR300」は十分な演算性能と大容量メモリを持つ廉価な計算機です。そのため、HPCクラスタに付属する開発用のプラットホームとしては理想的な計算機です。
「HPC-ProServer DPeR300」はディスクが2基も搭載でき、その内の1基をスクラッチドライブとして利用できます。