HPC-ProSwitch NGsシリーズ
GbE 8/16/24ポートのノンインテリジェントスイッチ
MPIで並列性能が得られHPC計算に適する
EIAラック搭載が可能でクラスタ構築に適する
製品ライフタイム保証
&
3年間の障害時翌日交換配達サービス付属
「HPC-ProSwitch NGsシリーズ」は、スイッチ側の処理オーバーヘッドの少なさからネットワーク並列計算機の高速処理を実現する、小型HPCクラスタに最適なGbEスイッチです。GbEポート数は8個/16個/24個の製品がラインナップされています。
価格性能比に優れたGbE接続の1ソケット機による小型クラスタは、長らく実用的クラスタの主役にありました。このクラスタの性能を影で支えていたのがGbEスイッチです。GbEスイッチは高性能、高信頼、低価格と三拍子揃っており、多くのアプリケーションの並列計算で軒並み高い性能を実現し、従来のUNIX計算機を代替してゆきました。
ところが計算機の技術開発が進みCPU間の通信速度が改善されると、多くの並列アプリケーションは2ソケット機でも高い並列演算性能を発揮できるようになりました。さらにプロセッサのマルチコア化が進み、単一ノード内の演算性能はさらに向上しました。当然、このようなコア数の多い並列計算機を複数使ったネットワーク並列計算機では、通信デバイスに対する要求が高く、GbEの通信性能では対応できない場合が多くなりました。その結果、InfiniBandを使った並列計算機が広く普及し、高速計算機のスタンダードを形成するようになりました。
ではGbEスイッチのHPC並列計算分野における役割は終わったのかというと全くそんなことはありません。並列計算用のアプリケーションでは、ネットワーク負荷が高いものと低いものに区分することができ、さらに大規模並列が必須のものと小規模並列でも利用価値があるものに区分することができ、利用用途によっては価格性能比の高いGbEは非常に効果的な並列計算プラットホームを提供してくれます。
実は、マルチコアプロセッサを採用した2/4ソケット機をGbE接続して構築した並列計算機によるMPI並列計算が、素晴らしい性能を発揮することが確認されたのは、Intel-MPIがリリースされて以降の2007年頃のことで、そんなに古い出来事ではありません。現在も発展途上にあり、通信デバイスの改良、並列ライブラリの改良、アプリケーションの改良などは継続されています。さらに、近い将来は10GBASE-Tが低価格化しGbEに置き換わって行きますから、汎用デバイスを用いた並列計算機は今後も一定の存在感を示し続けます。
このように汎用デバイスを利用した並列計算機の性能向上も着実に進み続け廃れることはありえません。そのため計算機システム構築のポイントとしては、廉価かつ低速なGbEクラスタと、超高速かつ高価なInfiniBandクラスタの、長短所を見極めた利用が大切です。
弊社は、社内に8node 16CPU 64coreのプロセッサを搭載し、GbEとInfiniBandの双方で接続された並列計算機環境を整えており、実際のアプリケーションを用いたテストを行える環境を持っています。この環境を用いることで、計算種類、計算規模、計算機構成、ネットワーク種類などが複雑に入り組んだ最適
さらに弊社では、GbEネットワークスイッチに関しても、MPI並列計算用にはノンインテリジェントスイッチを採用することで、少しでも低レンテンシーの通信を実現し、高速並列計算を実現しています。「HPC-ProSwitch NGsシリーズ」はこのような用途に適したスイッチです。
通常のネットワーク用にはDellのL3スイッチを利用しています。このDell純正のスイッチをクラスタに採用することにより、システム全体が共通のサポートプラットホームでカバーされ、確かな運用体制を構築できます。