HPC-ProSwitch DPcM8024
(24port 10GbE SW for BladeServer)
ブレードサーバ専用のAll 10GbE 24ポートスイッチ
新世代の低価格10GbEスイッチ、240Gbpsの高速バックブレーン採用
16個のAll 10GbE ダウンリンクを持ち高速バックプレーンにてBladeと接続
8個の10GbEアップリンクは2個の拡張スロットへ拡張モジュール搭載で実現
拡張モジュールには10GBASE CX4 x3、10GBASE SFP x4を選択可能
365日24時間の当日4時間プラス対応オンサイト保守を標準化

ブレードサーバに接続するネットワークを10GbEスイッチ「DPcM8024」を用いるだけではシステムは高速化されません。組み合わせて用いるファイルサーバも併せて高速化しボトルネックの発を防ぐ必要があります。そこで高速なファイルサーバの構築を主眼としたシステムインテグレーションをご紹介します。
高速なファイル転送サービスを実現するためには高いCPU性能が求められます。そこでQuad-Core Opteronを2CPU8コア搭載の2Uサーバを採用しています。高速なCPUにより接続する拡張カードとのデータ処理を力強く実行します。
メモリの大容量化と低価格化が進み、32GB〜128GB級の大容量メモリの導入が容易になっています。そこで大容量メモリを搭載し、データバッファの効果を活かし間欠的な書き込み動作を高速化します。
高速大容量メモリを搭載しているためメモリにスペースがある限り、クライアント側からの書き込みは非常に高速です。この性能があるからこそ10GbEの性能が発揮されます。
高速なストレージを2系統独立して実装することでアクセスの集中を回避できる構造です。メモリにバッファリングされたデータを高速にディスクに格納することで、次の書き込みも高速に処理できるようになります。
またメモリ容量を増やしても読み出しは高速化されません。しかし、ストレージを2重化すると負荷が分散されるため、負荷集中時の読み出し速度の低下に耐性がうまれます。さらに、システムには4ポートのSASポートが実装されており、2ポートしか利用していませんから、さらに性能を向上させる場合には、外付けディスクエンクロージャを追加し、高速ストレージを4重化することも可能です。
2009年2月段階ではまだ、10GbEネットワーク関連の製品ラインナップは薄さが感じられます。先行的に発売されたBladeServer用10GbEスイッチではアップリンク用オプションやスタック接続用オプションが手薄です。さらに汎用10GbEスイッチはまだ未発表です。上記の構成例はこのような制約下で作成している点にはご注意お願いします。今後、10GbEオプション類は充実して行くと考えられます。その情報は逐次HPにて発表して行きます。さらに詳しいことはお問い合わせください。
GbEパススルーモジュールとは、ブレード筐体にイーサネットスイッチを搭載せず、ネットワークのポートを直接外部に引き出すためのモジュールです。GbEパススルーモジュールは簡単な回路のため価格は約26000円程と廉価です。さらにブレードには標準でGbEポートが搭載されているためこの26000円以外に追加費用は発生しません。パススルースイッチを用いることのメリットは価格以外に、汎用的なポート数の多いスイッチを利用できることが挙げられ、スイッチのカスケード接続を回避できるので性能の低下が回避できます。
パススルースイッチを使う場合でも、GbEスイッチとファアイルサーバ間の通信速度向上は重要です。そこで、GbE NICのボンディングをお勧めします。さらにファイルサーバの高速化も欠かせません、そこで大容量メモリの搭載、十分なCPUコア数の割当、ストレージの並行処理化などを利用状況に応じて組み合わせることをお勧めします。GbEアップリンクの10GbE化も効果的です。
このように10GbEを用いないで低コストにネットワーク性能を向上させることも可能です。浮いた費用は演算ノードの追加や、InfiniBandの搭載費用に回すことができます。

下の写真はブレード筐体の背面写真です。縦型にイーサネットモジュールのポートを持つユニットが左右に2セット写っています。これがパススルーモジュールです。
