お客様のご依頼により非線形構造解析プログラム「LS-Dyna」のベンチマークを行いました。テストした計算機は、65nmテクノロジー世代のQuad-Core Xeon 1node 2CPU 8コア計算機です。この計算機を1台を用いて1コアと4コア並列を比較するベンチマークテストを行いました。
1コアと4コア並列を比べると実効性能にて約3.3倍の性能向上が確認できました。
| システム | ノード数 | CPU数 | Core数 | 使用Core数 | 実行時間 (CPUタイム, 秒) |
速度向上レート |
| 65nm Xeon X5355
2.66GHz 2CPU 8Core 32GBメモリ |
1 | 2 | 8 | 1 | 152,970 | 1 |
| 4 | 46,766 | 3.3 |
### テスト環境 ###
System: HPC-ProServer DPr690 1ノード
CPU: 65nm Xeon X5355 2.66GHz/2x4MB cache
FSB1333MHz
CPU数:
2CPU 8コア
Memory: DDRII-667 FB-DIMM 32GB
System HDD: SATA 250GB 7200rpm x2
OS: RedHat EL WS4 Update4 EM64T
Kernel: 2.6.9-42
Software: LS-DYNA (V970.6763)
【余談】
エンジニアリング系のベンチマークプロジェクトの1つである「TopCrunch project」はLS-Dynaを用いた大規模なテストを行い、その内容の充実度は有名です。さて、TopCrunchの結果を眺めると、XeonプロセッサがOpteronプロセッサを巻き返そうとしています。しかしこれは前哨戦のようです。今後Xeonプロセッサの改良やコンパイラの改善が進む中でさらにXeonの性能が発揮される可能性があります。