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HPC計算機導入事例

ファイルサーバ導入事例 (抜粋)

Gaussian導入事例 (抜粋)

共同利用目的のRAID10で高速・安心6TBファイルサーバ【導入事例】

お客様の状況

計算センターのストレージ部に蓄積されている巨大なサイズのデータをポスト処理するためには、データをローカルの高速ストレージに転送したうえで、ポスト処理用ワークステーションを用いて作業すると高い作業効率が得られるそうです。

お客様のご希望

今回導入されるストレージは64GBメモリを搭載するワークステーションに接続され、大規模なポスト処理を高速に処理できるようにするためのものなので容量とI/O速度が大切だそうです。また、来訪者の方も利用される共同利用設備であるため、継続運用していても動作が不安定になってゆかない高い安定性も必要とのことです。もちろんディスクドライブですから、万一のドライブ障害は避けられないとしても、障害の通知機能があり、そのうで安定動作の継続と、無停止で障害回復する機能を持ち、オンサイトでの障害対応を求められていました。

求められていることの整理

1. センターのストレージ部から大容量データをコピーできる
2. ワークステーションとの間で高速なNFS処理ができる
3. 実効容量としては6TBが必要
4. 高速かつ堅牢なディスクボリュームが必要なのでRAID10にしてほしい
5. 設置場所からラッキングしないで利用したい
6. 大容量ファイルシステムに対しての運用や性能面に注意して欲しい
7. 大きいなデータサイズの使用の動作テストを行って欲しい
8. ファイルシステムが運用中に不安定な状態にならないような実績のあるファイルシステムにして欲しい
9. GbE接続できるようにしてほしい
10. UPSが必要
11. システムセットアップまでオンサイトで行って欲しい
12. ワークステーションにNFSマウントしてほしい
13. オンサイト保守を行って欲しい

弊社の考え

弊社ではホスト機 + SASディスクエンクロージャによるHPC用の高速ディスクソリューションと、タワー型筐体によるNASソリューションがあります。どちらもRAIDカードは「PERC5i」と呼ばれる製品を使用するので性能は同等です。構成的な違いは、ディスクをホスト機の外部に持ちラックマウント型なのか、ディスクをホスト機の内部に持ち単独で機能するタワー型かの違いです。今回は実効容量がRAID10で6TBであることからラックマウント型が良いのですが、設置場所を考慮するとタワー型のサーバにして、容量は台数を増やすことで実現する仕様が望ましいということに落ち着きました。

ラックマウント型のファイルサーバDPe-2900は750GBのSATAドライブが8基内蔵できます。RAID10構成すること3TBの実効容量を確保できます。お客様のご要望は実効容量で6TBですから、このファイルサーバを2台で実現することとなります。

次に考えなければならないことがファイルシステムの選択です。お客様が希望されている、「ファイルシステムが運用中に不安定な状態にならないような実績のあるファイルシステムにして欲しい。」ということを満たすために、ボリュームサイズを2TB以下とし、複数のボリュームを利用するスタイルをご提案しました。実際のボリュームは1.5TBが4ボリュームでき、2台の2900に2ボリュームづつ搭載することになります。

弊社の提案した計算機

ご提案した2台のファイルサーバを写真でご紹介します。写真はフロントのベゼルを外したところです。各サーバには8基のファイルサーバ用ディスクと、2基のシステムディスク用ディスクが付いており、双方ともにホットスワップ可能です。ファイルサーバ用のディスクはハードウェアRAID10構成となっており堅牢です。障害が起こっても短時間なら運用を継続することができ、ディスク交換後の復旧も高速です。さらにシステムディスクもハードウェアRAID1構成と冗長化されています。こちらも障害が起こっても短時間なら運用を継続することができます。障害ディスクは無停止で交換でき、ディスク交換後の復旧速度もRAID10であるため高速です。また、2基の独立したシステムで構成しているため、システム全体が冗長化されていると考えることもできます。

計算機の構成 (DPe2900) 2台

CPU : Dual-Core Xeon 1.6GHz FSB1066MHz 1CPU 2コア
Memory : 2GB (533MHz FB-DIMM)
HDD system : 250GB SATA x2 (2重化)
HDD fileserver : 1.5TB x2 RAID10 (750GB SATA x8)
RAID Card : PERC5i
OS : CentOS
Filesystem : ext3

納期を守って納入

システムは予定よりも早く完成し、十分な社内テストを経て納入されました。オンサイトでセットアップされ、システムとして稼動することが確認していただけました。