Gaussianは幅広く利用していただけるようサイトライセンスでの販売が用意されています。その利用上の特長を整理します。
このような特徴のため、もしご所属の同住所の組織中で、どなたかが先にGaussianのUNIX/Linux版のサイトライセンスを導入されていると、全ての方にGaussianライセンスの利用権が及び、新たにライセンスを購入することなく、既に導入されているライセンスの利用権によりGaussianを利用することができます。
Gaussianのサイトライセンスを合理的に利用するには、少し面倒な手続きが必要です。弊社ではこれらの作業を一括してサービスしています。お客様には簡単な情報を提供していただくだけでお手間はとらせません。
ライセンスの確認
組織が巨大なためライセンスの有無を確認する手立てが無いお客様に関しては、弊社によりGaussianのライセン確認をすることができます。メールなどでお問い合わせをご遠慮なくお願いします。ライセンスの所在が明らかな場合でも、ライセンスのバージョン確認や、必要がある場合にはバージョンアップ作業を行うこともあります。
メディアやマニュアルの手配
交流が少ないライセンス者のライセンスを利用させてもらう場合には、ソフトウェアメディアは別途用意されることをお勧めします。そのため、CDに入ったソフトウェアのメディアだけを廉価に購入することができます。さらに、マニュアルとCDがセットになったバッケージもご用意しています。これらの手配も弊社で行うことができます。
開発環境の手配
GaussianのUNIX/Linux版のサイトライセンスを利用するためにはアーキテクチャごとに指定されているコンパイラでビルドして利用する必要があります。実際には、コンパイラの購入からGaussianコンパイル/動作確認までの熟練を要する一連の作業が必要です。弊社ではこれらもサービスを行っています。
システムの設定
64bit Linux環境でGaussianの性能を引き出すには、計算機の選定からOSの搭載と設定、スクラッチディスクの搭載とチューニングなど、並列動作環境の設定など、ここでも熟練を要する一連の作業が必要です。弊社ではこれらもサービスを行っています。
環境設定
マルチコア機に複数ユーザが複数ジョブを投入するようになると、ジョブ管理が必要になります。ジョブ管理環境を導入することで、ユーザフレンドリーな自動処理環境が実現し計算機の運用は全てシステム任せにできます。ここでも熟練を要する一連の作業が必要です。弊社ではこれらもサービスを行っています。
| Site license for source code (all available UNIX workstation versions) |
同一サイト(敷地・組織)なら何箇所でも何台でもインストールできる ノード内並列計算ができる ネットワーク並列を行うためにはLindaが必要 UNIX/LinuxならコンパイラからGaussianを使うことができるようになる (UNIX/Linux環境で導入される場合はこのタイプを導入される場合が多い) |
| Site license for binary code (all requested UNIX workstation versions) |
同一サイト(敷地・組織)なら何箇所でも何台でもインストールできる 自分でコンパイルしなくてよい 導入時にアーキテクチャを指定する (あまり導入されない) |
| Site Binary License for Single UNIX Machine Type | 単一アーキテクチャのUNIX/Linux機にしかインストールできない 自分でコンパイルしなくてよい |
| Site Binary License for Each Additional UNIX Machine | 単一アーキテクチャ用ライセンスの機種追加 |
| 商用版での単体マシンライセンス | 商用版では単体マシンライセンスと、追加CPUライセンスも用意されている |
| 注意 | ソースコードライセンスはサイトライセンスだけで供給 Linux/UNIX機にインストールできるライセンス 64bit環境(EM64T/AMD64)ならば、メモリサイズ2GBの上限が無い、 スクラッチファイルのサイズ制限も無い multiprocessor machineでも実行可能 |
下の表にまとめられたようなことが特長です。Gaussianの利用が本格化するに従い、計算速度に関しても計算規模に関しても、不満を感じられることが多くなる要素が多いです。実はWindows版のGaussianからLinuxのマルチコア並列Gaussianに乗換えを検討されるお客様は多いです。もしWindows版のGaussViewを利用されているのでしたら、プリポスは既存のGaussViewの継続利用が得策です。Linux版Gaussianのライセンス費に関しても、ご所属の組織で既にサイトライセンスが導入されている場合には多少の費用が発生するだけで済みます。また、サイトライセンスの特長を利用して、誰かが代表で購入され助け合いで利用される場合もあるようです。
| Single Windows machine license | 1台のWindows機にしかインストールできない 並列計算はできない G03Wを導入される場合はこのタイプを導入される場合が多い |
| Site license (unlimited Windows machines) | 同一サイト(敷地・組織)なら何箇所でも何台でもインストールできる 並列計算はできない Single Windows machine license のSite licenses版 |
| Single multiprocessor machine license | 1台のWindows機にしかインストールできない ノード内並列計算ができる |
| Site license for multiprocessor systems | 同一サイト(敷地・組織)なら何箇所でも何台でもインストールできる ノード内並列計算ができる |
| Site license including cluster & distributed network parallel execution |
同一サイト(敷地・組織)なら何箇所でも何台でもインストールできる ネットワーク並列計算ができる |
| 注意 | Windows版のGaussianは全てバイナリーのみでの提供 Windows版のGaussianは32bitプログラムのため、指定メモリサイズは2GBが上限 スクラッチファイルのサイズにも制限あり、不確かですが16GBに上限がある (要確認) 大きなスクラッチファイルを指定する場合は分割しての指定となる (要確認) |
Macは洗練されたユーザインターフェースを持つため利用されるお客様が多いです。しかしGaussianの処理速度や計算規模の点ではLinux環境には及びません。そこでMacはその特長を活かしGaussViewのプラットホームとして利用され、計算はLinux環境で流され、使い分けを行われるお客様が増えています。
| Single Mac OS X machine license | 1台のMac OS機にしかインストールできない 並列計算はできない |
| Site license (unlimited Mac OS X machines) | 同一サイト(敷地・組織)なら何箇所でも何台でもインストールできる 並列計算はできない |
| Site license including cluster & distributed network parallel execution |
同一サイト(敷地・組織)なら何箇所でも何台でもインストールできる ネットワーク並列計算ができる |
| 注意 | Mac版のGaussianは全てバイナリーのみでの提供 並列計算はサポートされていない Power PC G3/G4/G5がサポートプロセッサ |